The Transformer

ー世界と自分の変容ー

4月から無職になった31歳独身女子のライフストーリー#18【 再生27日目】

この記事は、2016/5/27にStorys.jpに更新された内容です。

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仕事を辞めて変わった価値観

仕事を辞めて今日で36日目。改めて、この36日間で変化した価値観をまとめておきたいと思う。

 

1. 企業で働くこと

仕事を辞める前から、転職活動を辞めた。当初の理由は、帰任日がなかなか決定しないなか海外での転職活動が難しかったこと。その後の理由は、組織で働く上でのストレスをこれ以上受けたくなかったからだ。どこの組織で働こうが、受けるであろうストレス(負荷)がまざまざと目に見え、自ら再びストレス社会で生きることを選択することがバカらしくなった。

また、以前から所有に興味がないのだが、所属にも興味がなくなった。持ち家や車は要らない。ブランド品も要らない。それと同様に、組織に所属する、という自分の外側にある所属意識への関心も薄れた。

 

2. フリーランスとしての生き方

会社を辞めるまで、フリーランスを自分の人生の選択肢として本気で考えたことはなかった。しかし、今はそんな生き方もありだと考えている。欲を言えば、国内にとどまらず海外ノマド生活を送るフリーランスに一種の憧れがある。

 

3. 肩書きを持たない

◯◯社のAfiaでもなく、フリーランサーのAfiaでもなく、AfiaはAfiaである。自己を名乗る時、仕事や職業で分類することにも違和感を感じ始めている。生き方が肩書きとでもいうのか。そして、その生き方も固定をしたくない。たとえば、今は英語翻訳、HP作成、アフリカンダンスなどやっているけれど、翻訳以外は収入になっていないし、翻訳も固定された仕事ではない。その時によって取り組む活動は異なり(収入の有無共に含む)、また一つではなく複数の活動を掛け持つ。たとえば、来月はイベントのお手伝いをして収入があるかもしれなく、または海外をふらっと旅しているかもしれない。以前の赴任国でなにかビジネス的なことをしているかもしれない。時期によって取り組む活動が異なる。そうなると、自分を固定する肩書きを持つことが難しくなる。しかし、そんな生き方が楽しいなと感じる。

 

4. 方法論

◯◯になる方法、◯◯の仕方、◯◯のコツ。以前はこうしたハウツー本を読んだり、メディアをチェックしていた。しかし、ハウツーというのは主観的なもので、結局発信者にとってのベストな方法なだけである。わかりやすいとこで言えば英語の勉強方法などで、たとえばTOEICで◯◯点以上とるとか、結局は自分で自分のベストな方法を見つけるしかないのだ。他人が言っていることは、たくさんある方法論中の一つでしなく、自分にとっての最適な方法ではない。方法論とは答えを外側に求めることであって、自分にとってのベストは、自分自信の中にあるのだ。

今やブログや個人メディアを通じて、個人が気軽にパブリックに向けに文章を書くことができる。Afiaも文書を書くことが好きなこともあり、「文章の書き方」とか「ブログの書き方」というワードにはついつい意識を惹かれる。しかし、それがなんだ。文章は洗練されるかもしれない。読みやすくなるかもしれない。PVも増えるかもしれない。しかし、それがなんなのだ。テクニックを使った言葉に、魂はあるのか。言葉に魂は乗っているのか。そこに純粋な自分があるのか。ある種の効果はあるだろう。しかし、結局外側に頼ったものでできあがった文章は、所詮その程度のものだ。本当に人を惹きつける熱量を持っていない。

Afiaの文章は、無駄な表現が多く読みずらいと思う。まだ訓練が足りないので洗練されてない。自分がそう感じているから、きっと読者の皆さんも同じように感じていると思う。しかし、なるべく自分の考えや感じたことがストレートに伝わるよう想いを込めている。そのためか、ブログ講座とか、ブログの書き方とかを勧めている人を見ると、「くだらないことやってんな」と心の中で勝手につぶやいている。

 

5. やりたいことを今やる

散々我慢してきた。というより、何がやりたいかも感じることができていなかった。今はようやく感度が上がってきたところ。そして、感じ取った「やりたい」をすぐに実行することに意識を向けているところ。最近知り合ったAfiaが大好きな「マイペース女子」。だいたいいつも、突然会いたくなって、突然その日のうちに会えないか声をかける。今のところ、こうした突発的な誘いによって会う方が、自分が自分に戻る感覚を取り戻せて、なにか楽ことが起こり、なにより彼女と一緒に過ごす時間が楽しい。こんなこと、企業人間だった時には全くしてこなかったこと。制限をかけてきたことだ。

 

これ以外にも、変化中の価値観がいくつかある。変化が落ち着いたら、再びまとめておきたいと思う。