The Transformer

ー世界と自分の変容ー

4月から無職になった31歳独身女子のライフストーリー#19【 再生29日目】

この記事は、2016/5/29にStorys.jpに更新された内容です。

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自分を生きる

仕事を辞める前後の今年4月頃、次は何の仕事をしようか、何をして稼ごうかなど、「何者かになる」ことをよく考えていました。でも、自分が何を感じているのかわからなく、心の声を聞くことができなくなっていたので、何者になりたいかなんてわかりませんでした。そこで、次に何をするかを決めるために、まずは「自分の体と心のケアをする」ことに決めました。これが5月のテーマでした。体のケアとしては、主に「養生」を取りれ、その一環として床で寝てみたり、玄米を摂取したり、朝ごはんを抜いてみたり。他にはバスソルトを使ってみたり、マッサージやヨガをしたり。心のケアとしては、頭ではなく心の声に耳を傾ける努力をしたり、直感に従ったり、やりたいと思ったことをすぐにやったりなど。

このようなことを一ヶ月弱続けてたどり着いた先は、「何者かになろうとすることを辞める」ということ。そこで、6月の過ごし方は「自分自身に還る」をテーマにしたいと思います。

なぜそうなったか。仕事を辞める以前から、いつも自分の外側に答えを探していました。本をたくさん読みました。情報収集もよくしました。気になるメディアやブログは頻繁にチェックしていました。結果、一時的に気分や状態が高揚することはあるものの、拭いきれない違和感はずっと残っていました。今もあります。しかし、この一ヶ月自分の体と心のケアを通じてたどり着いた先は、「答えは自分自信の内側にすでにある」ということ。何をして生きるのか、何をやりたいのか。これらは全て自分の中にあるということ。文字にするとなんの変哲もない言葉です。これまで何百回と聞いたことのある言葉です。すでに頭では知っています。理解しています。しかし、頭で理解しているだけで感覚として掴みきれていないので、今はまだ語る言葉に説得力が少し欠けています。

それでも、やりたいことを今やり、直感に従い、感覚で過ごす時間を多くなってきた現在、ようやく外側に答えがないことを感覚でわかるようになりました。「自分が感じることが本物」であるということ。他人の発言は自分にとっての答えではないということ。こうした考えにたどり着くきっかけとなったのは、先日双子の姉妹「あーす・じぷしー」のトークイベントに参加したことが大きいです。翌日、彼女たちの本を読んだことも影響していると思います。しかし、今回きっかけとなったあーす・じぷしーは昔から知っていました。彼女たちの発言も以前から取り入れていました。出版された書籍の内容はほとんどここStorysで書かれているので、一年以上前にすでに読んでいました。でも、その時の自分は何も変わりませんでした。彼女たちのように生きたいと「思い」つつも、現実世界に何も「行動」を起こしていなかったので、自分の世界は何も変わりませんでした。

しかし今、ようやく自分が何を感じているかわかるようになったこともあり、彼女たちの言葉がすっと自分の中に入ってきます。おそらく、自分自身の準備ができたのでしょう。自分を生きるということへの。だから、6月は「行動」を起こす期間とします。ピンときたこと、やりたいと感じたこと、心が動かされるもの、こうした直感や心が動くことたちを「即行動」に移したいと思います。こうした行動を積み重ねることで、自分が何に導かれているのかを読み取り、「自分に還る」時間にしたいと思っています。

今後のAfiaの変化をお楽しみください。

4月から無職になった31歳独身女子のライフストーリー#18【 再生27日目】

この記事は、2016/5/27にStorys.jpに更新された内容です。

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仕事を辞めて変わった価値観

仕事を辞めて今日で36日目。改めて、この36日間で変化した価値観をまとめておきたいと思う。

 

1. 企業で働くこと

仕事を辞める前から、転職活動を辞めた。当初の理由は、帰任日がなかなか決定しないなか海外での転職活動が難しかったこと。その後の理由は、組織で働く上でのストレスをこれ以上受けたくなかったからだ。どこの組織で働こうが、受けるであろうストレス(負荷)がまざまざと目に見え、自ら再びストレス社会で生きることを選択することがバカらしくなった。

また、以前から所有に興味がないのだが、所属にも興味がなくなった。持ち家や車は要らない。ブランド品も要らない。それと同様に、組織に所属する、という自分の外側にある所属意識への関心も薄れた。

 

2. フリーランスとしての生き方

会社を辞めるまで、フリーランスを自分の人生の選択肢として本気で考えたことはなかった。しかし、今はそんな生き方もありだと考えている。欲を言えば、国内にとどまらず海外ノマド生活を送るフリーランスに一種の憧れがある。

 

3. 肩書きを持たない

◯◯社のAfiaでもなく、フリーランサーのAfiaでもなく、AfiaはAfiaである。自己を名乗る時、仕事や職業で分類することにも違和感を感じ始めている。生き方が肩書きとでもいうのか。そして、その生き方も固定をしたくない。たとえば、今は英語翻訳、HP作成、アフリカンダンスなどやっているけれど、翻訳以外は収入になっていないし、翻訳も固定された仕事ではない。その時によって取り組む活動は異なり(収入の有無共に含む)、また一つではなく複数の活動を掛け持つ。たとえば、来月はイベントのお手伝いをして収入があるかもしれなく、または海外をふらっと旅しているかもしれない。以前の赴任国でなにかビジネス的なことをしているかもしれない。時期によって取り組む活動が異なる。そうなると、自分を固定する肩書きを持つことが難しくなる。しかし、そんな生き方が楽しいなと感じる。

 

4. 方法論

◯◯になる方法、◯◯の仕方、◯◯のコツ。以前はこうしたハウツー本を読んだり、メディアをチェックしていた。しかし、ハウツーというのは主観的なもので、結局発信者にとってのベストな方法なだけである。わかりやすいとこで言えば英語の勉強方法などで、たとえばTOEICで◯◯点以上とるとか、結局は自分で自分のベストな方法を見つけるしかないのだ。他人が言っていることは、たくさんある方法論中の一つでしなく、自分にとっての最適な方法ではない。方法論とは答えを外側に求めることであって、自分にとってのベストは、自分自信の中にあるのだ。

今やブログや個人メディアを通じて、個人が気軽にパブリックに向けに文章を書くことができる。Afiaも文書を書くことが好きなこともあり、「文章の書き方」とか「ブログの書き方」というワードにはついつい意識を惹かれる。しかし、それがなんだ。文章は洗練されるかもしれない。読みやすくなるかもしれない。PVも増えるかもしれない。しかし、それがなんなのだ。テクニックを使った言葉に、魂はあるのか。言葉に魂は乗っているのか。そこに純粋な自分があるのか。ある種の効果はあるだろう。しかし、結局外側に頼ったものでできあがった文章は、所詮その程度のものだ。本当に人を惹きつける熱量を持っていない。

Afiaの文章は、無駄な表現が多く読みずらいと思う。まだ訓練が足りないので洗練されてない。自分がそう感じているから、きっと読者の皆さんも同じように感じていると思う。しかし、なるべく自分の考えや感じたことがストレートに伝わるよう想いを込めている。そのためか、ブログ講座とか、ブログの書き方とかを勧めている人を見ると、「くだらないことやってんな」と心の中で勝手につぶやいている。

 

5. やりたいことを今やる

散々我慢してきた。というより、何がやりたいかも感じることができていなかった。今はようやく感度が上がってきたところ。そして、感じ取った「やりたい」をすぐに実行することに意識を向けているところ。最近知り合ったAfiaが大好きな「マイペース女子」。だいたいいつも、突然会いたくなって、突然その日のうちに会えないか声をかける。今のところ、こうした突発的な誘いによって会う方が、自分が自分に戻る感覚を取り戻せて、なにか楽ことが起こり、なにより彼女と一緒に過ごす時間が楽しい。こんなこと、企業人間だった時には全くしてこなかったこと。制限をかけてきたことだ。

 

これ以外にも、変化中の価値観がいくつかある。変化が落ち着いたら、再びまとめておきたいと思う。

 

4月から無職になった31歳独身女子のライフストーリー#17【 再生26日目】

 

この記事は、2016/5/26にStorys.jpに更新された内容です。

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先日投稿したように、昨日まで台湾・香港旅行に行っていました。

そして再び、上がって・落ちるを体感しています。

 

■台湾旅行前半1<上がる>

私が生まれ変わったきっかけであり、また今回の台湾旅行共にする人に、出発前日国内で落ち合いました。再生してからの約20日間、この人に会うのは初めてだったので自分がどう変化したかを報告しました。というより、早く直接伝えたくてしかたなかったのです。しかし、いざ10年間以上誰にも言えなかった依存症のことを話すとなると、異様に緊張している自分がいました。すぐに伝えられませんでした。これは、溜めれば溜めるほど言いづらくなるパターンだと気付き、勇気を絞りカミングアウト。こういう時は大抵そうですが、相手の反応は意外と薄いもの。今回の場合も同様でした。そして、その後も2回自分が再生したことを話しました。これも同様、相手がさぞ喜び驚くことを期待していましたが、意外と反応は薄いもの。というより、この方は何事に対しても期待をせず、人の為というお節介なことはしないので、自分の期待が勝手に上回っていただけでした。それでも、ずっと伝えたかったことを伝えたい人に話せて、とても清々しく自分らしい私がいました。

 

■台湾旅行前半2<上がる>

さて、台湾旅行は3-4人で行動を共にしていました。滞在初日、親日国家台湾、大きな驚きや衝撃がなく淡々とした時間を過ごしていました。2日目、出発前日は気分が上がっていたのに対し、海外にいるのに何か興奮や新鮮味に欠ける物足りなさを感じていました。そんな昼下がり、仲間達4人でカフェで過ごしていました。そして、なぜが私は同行していたある男の子にビンタをすることに。これは相手からの要望だったのですが、その方は最近気分が塞ぎこみで、自らそんな状況から脱却したく、私にビンタを懇願してきたのです。「ビンタ!?いや、私人生でビンタしたことないし.....!」しかも、この男性は今回が会うのが二度目。まだあまり深い交友関係ではありません。最初は戸惑いましたが、やりたくないことをするのは興奮するもの。人生初、本気ビンタを会って2度目の男性にぶちかましました。

すると、なんなんでしょう。気分が異様に向上したのです。軽い興奮状態。ビンタ前は、相手の内面にある何かを目覚めさせるつもりで取った行動でしたが、結果自分の内面が目覚めたのです。他者へ取る行動や態度や自分に返ってくるもの。まさかビンタでそれを体感するとは思いませんでしたが、文字通りそれを体感しました。若干頭モードで感情が停滞していた自分が、その後しばらくは考えている自分がいなく心は高揚し、再び感じるモードになっていました。感じるモードの時は、他人のことを気にしすぎず、意識が心臓あたりにあり、直感が冴えるので自然とやりたいことが浮かんでくるものです。

 

■台湾旅行後半<下がる>

しかし、感情とは一時的な電気信号。そして、上がったものは下がるもの。翌日には再び下りモードに戻っていました。まだ心の声の聞き方を習得中であるため、意識し続けないとすぐに思考モードに戻ります。思考モードから心モードへの切り替え方もまだ掴みきれていません。でも原因はなんとなくわかっているのです。人のことを気にしすぎているのです。どう振る舞うかを気にしすぎているのです。さらには、旅の後半では同伴者が全くバグった行動を取っていたため(良い意味でバカになるということ)、「バカになる」ことへの恥じらいがある自分には、どう振る舞えば良いかを「考えて」いたのです。「理性」で行動していたのです。この時の状態は思考モードでした。でも、思考モードである時は自分ではなかなか気づきにくいもの。心モードである時は、昔の自分と異なる状態なのでそれを強く認識できるのですが、思考モードは長年染み付いた状態なので、なにかきっかけがないと気付けないのです。心が停滞していることはなんとなくわかるのですが、じゃあどうしたらいいかをやっぱり「考えて」しまうのです。そして、「考える」ことで解決しようとしている自分に気づけないのです。

 

■頭モードから心モードへ

今、都内某所のカフェでひとり、旅を振り返り文字を綴っています。過去を言語化することで、「思考モードだった自分に気付けなかったこと」を認識できています。そして、心モードに戻るために、会うと嬉しくなる最近出会った「感じるがままに生きている超マイペース女子」に声をかけこの後会います。今は、頭→心モードへの戻し方パターンを少ししか掴みきれていませんが、これからもっと増えるだろうし、コツを掴みきれたら心モード状態の時間が長くなり、自然とそれが普通になっていくのだと思います。

さて、この後はマイペース女子とあるイベントに参加。どんな時間になるか楽しみ♡