The Transformer

ー世界と自分の変容ー

4月から無職になった31歳独身女子のライフストーリー#23

この記事は、2016/6/10にStorys.jpに更新された内容です。

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自分を許すということ

 ■この一週間の状態と変化

思考の変化や出来事リアルタイムで綴っていますが、この一週間は更新が滞りました。なぜなら、変化が何もなかったから。特に心情面で。しかし、新たな変化はいつも予告なしに突如としてやってくるものです。そして、落ちたら必ず上がります。4日前から再び状態が上向きに変化したことを感じ、その後興味あることがたくさん湧いてきて、シンクロが起こり、この一ヶ月強の状態の変化のアップダウンが激しいです(笑)

 

■「自分を許す」ということ

長いこと、「自分を許す」という感覚がわかりませんでした。それが、4日前のあることをきっかけに、ふと感覚でわかったのです。「自分を許すって、この感覚なのか!」と。何度も何度も書いているように、経験に勝る理解はありません。そして、どのタイミングで経験するのかは、自分でコントロールできないのだと思います。人それぞれの準備ができたタイミングで、降りかかってくるのだと思います。

 

私の場合は、「できないことを認めること」でした。現在、自発的にあるwebサイトを制作(修正)しています。知人へ協力を仰いで作業を教えてもらったのですが、その後どうしても着手できず、完成せずに止まっていたのです。やりかたがわからない作業も含まれていたので、余計に億劫に感じていました。しかし、その時の自分が思っていたのは、「せっかく教えてもらってまでやってるんだから、完成させなきゃ」とか「今は手をつけていないけど、いったん始めればできるはず。今はまだやってないだけ。」といったようなもの。「やろうと思えばできる」と思っていたのです。しかし、これがそもそもの勘違い。やろうとすることさえ出来なかったのです。それを、やればできる、とずっと思っていたのです。この二つ、似ているようでまーーーったく異なることです。私はこれまで、「できない」という意味を「スキル不足」と捉えていました。しかし、本当のできないの根本にあるものは「やろうとすることすらできない」という「心情面での抵抗力」だったのです。これまでの自分は心情面での抵抗を無視していて、「今はやる気がないだけ。いったん手をつければできる」という風に捉えていたのです。

 

先日「マイペース女子」に会った時、「なにか今できていないことある?」と聞かれ答えたのがこのwebの件。「それ止めちゃいなよ」と言われ、「無理ーーーーーー!!!!」と即答していました。なぜなら、自分が言い出しっぺで、知人の協力まで仰いでいたから。それを止めるだなんて、無責任すぎてありえないことでした。でも、現状は何もできていなかったのです。その時に初めて、「自分はできない」ということを自覚しました。「だって、無理なんだもーーーん....!!!!」この言葉を軽く叫ぶかのように発したとき初めて、できるとはスキルのことじゃなくて、「やろうと『思う』ことすらできない」という精神面が元にあるのだと気付きました。「できないもんは、できないんだよーーーーーー!!!!!」本当の意味で「できない」ということを体感しました。そして、「だって無理なんだもん」って初めて言った時に感じたこと。「あーーーー.........これが『自分を許す』ということか」。

自分の内側にあった「できない」という心を素直に認めたこと。これが、私にとっての許しの一種でした。そしてこれは、これまでの人生でずっと行ってこなかったことでした。

 

その後はといえば、足取りが軽いのなんの!webの件がここ最近の一番の精神的負担だったので、これを「やらなきゃいけない」から解放させた瞬間、心と体がとっても軽く楽になりました。そして、出来事の変化が次の日から再び起こり始めました。。

 

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