The Transformer

ー世界と自分の変容ー

4月から無職になった31歳独身女子のライフストーリー#11【 再生11日目】

この記事は、2016/5/11にnoteに更新された内容です。

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実家でどフリー生活堪能中。そろそろ親に出て行けと言われそうなAfiaです。

今日のテーマは「未来の時間の使い方」ですが、本題に入る前に一つ。

 

■5月の時間の過ごし方

どフリー生活を送りながら、焦りもせず今後の行き方をぼやぼや考えています。再生10日目の昨日。これまで目をそらしてきた本音の存在に気づくようになった現在ですが、ふと昨日思いました。「このままだと何も変わらない。やりたいこともみつからないだろう。」いくら本音に意識を向けてみても、新しい世界や生き方を見たり、人と会ったりなど、気づきや心が動く経験をしなければ、何に興味があるのか、どうありたいのか、気づくチャンスがありません。自分が何者なのか、何者になりたいのかがわかりません。

そこで、決めました。まずは5月の過ごし方について。今月は、「自分の心と体に向き合う時間にする。」としたいと思います。理想としては、6月が終わるまでには、今後の方向性に向かって進み始めていたいと思っています。なので5月はその準備期間。また、本音に向き合うようになってまだ日が浅いので、焦らずじっくりと自分の価値観やありたい姿について向き合いたいと思っています。体に向きあうについては、ただ興味があるから。健全は精神は健全な体に宿る。やっと本当の心の状態を見つめるようになった今、当然のようにその器である体も健康にしたいと思うのです。(そしてそれが楽しい!)

 

■未来の時間の使い方

それでは本題です。

連日これだけ書いておきながら、あまり方法論を述べるのは好きではありません。また、自分の考えが正しいかのような表現も好きではありません。しかし、自分が習得したことと今の気づきを記録しておきたいので、書きます。

さて、「現在の時間の使い方」とは、「場の空気・相手の心・自分の心の変化を読み取る感得力を使うこと」と言いました。

それでは、現在という瞬間で感得力をフルに使うには、どうすれば良いでしょうか?私が得た方法は、「望む時間の使い方を想像すること」です。

「未来を想像する」ことと大差はありません。ただし、ここでマイナスな思考に走るのではなく、ただ起こりうる状況を想定します。その次に、その起こりうる状況において「自分が何を得たい」のかを考えます。前回のケースを例にすると、私は元職場の上司とそのお連れの方の2名に会うことが予め分かっていました。お連れの方に関しては、私が4月まで駐在していた国に6月から赴任されると事前に聞いていました。この予め分かった状況の中で、自分はどんな時間を過ごしたいのか、を考えるのです。できる限りたくさん考えるのです。たとえば、「元上司から転職活動のアドバイスを得たい」「元上司に変化した自分を見てもらいたい」「お連れの方に◯◯国での滞在の極意を伝えたい」「お連れの方と交友関係を築き、一度きりの出会いで終わらせないようにしたい」など。自分がどういう時間を過ごしたいのか、過ごした時間で何を掴みたいのか、を一つや二つだけではなく、できる限り多く想定するのです。

 

■時間の使い方の事前準備

事前想定なしでも、有意義な時間を過ごすことはできると思います。特に中のよい友人と過ごす時間などはそうではないでしょうか。しかし、何を掴みたいのかという意図を明確にしておけば、想定以上に密度が濃い時間、密度が濃いコミュニケーションの場になるのではないでしょうか。また、事前に得たい何かを考えていたからこそ、想定をいい意味で打ち破られるのではないでしょうか。想定していなかったことを得るという、いい意味での裏切りがあるのではないでしょうか。そこにこそ、思い通りにいかない、ハプニング的な人生の醍醐味があるのだと思います。また、目的が一つだと執着しがちです。それが得られなかった時に、失望や被害者意識が生まれます。なので、想定外の振れ幅を作るために、目的を複数作っておくことで、その振れ幅を楽しむのです。

 

過去、現在、未来。それぞれの時間の過ごし方については各人各時間に得意・不得意があるのかなと思います。私の場合は、自分の状態において、それぞれの時間の使い方がうまかったりそうでなかったり。未来の目標が明確だと、現在や未来の時間をわりとうまく使っていました。また、現在は過去を棚卸ししたいという気持ちがあるので、過去の意味づけに注力しています。なので、自分が今3つの時間のどこに注力をおいているのかを認識すれば、よりバランスのとれた過ごし方ができるのではなないかと思います。いや、そもそもバランスなんて取る必要もないのかもしれませんが。